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調布ものがたり文化の会・林パーティとは

ものがたり文化の会では、子どもから大人までが一緒に物語を読み、表現することを通じて、それぞれの世界を広げる活動をしています。

物語の中には日常とは別の世界があります。山猫から手紙が届いたり、なめくじとかたつむりが相撲をっとたり、化石を探していたら本物の恐竜に出会ったり。こうした現実にはあまり起こりそうもない世界で子どもたちは自由に体を動かして、声を出して、耳で聞いて、触れ合って、五感をいっぱいに使って楽しむことができます(もちろん大人も!)。


日常とは別、と言いましたが、蛙が結婚式をしたり、かしはばやしで柏の木とふくろうの大乱舞会があったり、カニの兄弟が泡くらべをしているのは、もしかしたら現実のことかもしれませんし、わたしたち人間の生活を写しているのかもしれません。お話を読むことは、自分たちがまだ知らない、もしくは、気づいていない豊かなこの世界のほんとうのすがた・かたちに出会うことでもあるのです。

なぜ宮沢賢治?

宮沢賢治の童話は、色々なものを題材としています。

動物、植物、鉱石、地学、天文、科学…、童話の中ではそれぞれが生き生きとしたキャラクターを持ち、会話を繰り広げます。

童話は子どもの読むもの、と思いがちですが、宮沢賢治の童話には、年齢に関わらず、魅力がたくさん詰まっています。

上手に朗読したり、上手に絵を描いたり、上手に演じることが目的ではありません。一人ひとりが自分のからだを通して言葉にしたり、表現することのおもしろさ、あるいは難しさに気づくことが大切だと思います。幼児でも小学生でも、中高生、社会人でも、同じ立場で一つの物語に向き合って、一緒に考えることができる、そういう場所がものがたり文化の会のパーティだと思っています。

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​活動場所

調布市文化会館たづくり

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